これまで何度か、日野晃先生のワークショップに参加してきました。
日野先生のワークショップには、武道や身体のことを学んでいる人だけではなく、さまざまな立場の人が参加しています。特別な経験や資格が必要なわけではなく、基本的には誰でも参加できるものです。
僕自身も、最初から何かを極めようと思って参加したわけではありませんでした。
目標を見失い、もう、自分が何なのか、何をしているのか、どこに向かっているのか分からなくて、彷徨っていると感じていました。何かを探していたのだと思います。
琉球キネシオロジー講座で東京に滞在していた時に時間があり、何かないかと考えていた時に、そういえば、日野先生の道場が近いことに気がついて、連絡を入れて見学をさせていただきました。
その時に、先生の挨拶で身体が一気に緩んだこと。
そして、見学だけと思っていたら、先生と師範が付きっきりで体験させていただいたことに感動しました。
今思えば、これが、あとで書きますが「関係性を持っている」ということに感動したのだと思います。
後日、ワークショップへの参加を申し込みました。
実際に参加してみると、身体の使い方を学ぶというだけではなく、「人とどう向き合っているのか」「自分は相手をちゃんと見ているのか」、そもそも人と向き合っていないし、話してもいないということが実感できました。
頭が混乱して、脳に汗をかいているようでした。
それでも、ワークショップが終わったときには、参加者全員に湧き上がる感謝の気持ちで挨拶ができました。
(湧きあがる感謝って初めて体験したかもしれません。)
そのあと、医療者のための講座「明鏡塾」に毎月一回、年に二度のワークショップにも参加するようになり、二年が過ぎました。
どの講座も、【自分と真剣に向き合う】【人と真剣に向き合う】【その場にいる】ということを体感、実感して、その経験を積み重ねていきます。
先に挙げた言葉は、よく聞く言葉だと思います。
よく聞きますが、ほとんど誰もできていない。
ワークショップに参加して、できない、やろうとしてもできない、ということが本当によく分かります。
最初は、やればやるほど分からなくなります。
分からなくなるけど、日常の変化に気づくようになります。
どんな変化が起きるかは、自分で感じることでしか分かりません。
思い込みが強い人や、自分自身のことが他人事になっている人は、かなり苦労するかもしれません。
でも、そこも含めて、自分で体験して気づいていくしかないのだと思います。
そして、この「自分と自分の関係性」「自分と他人の関係性」を深く体感できる講座が、「武禅一の行」です。
二泊三日で集中して行われます。
例年は和歌山の日野武道研究所道場で行われるのですが、諸事情により、2025年、2026年は関東圏で行われました。
こんなチャンスはなかなかないので、この二回に参加しました。
することは、徹底的に人と関係することです。
やればやるほど深くなっていく。
自分や人を感じるようになってくる。
そのことに感動できるようになりました。
ゴールがないことでもあり、この先の変化もどうなっていくのか楽しみです。
興味を持たれた方はこちらへ
日野武道研究所ホームページ
https://hino-budo.com/abouthinobudo